適切な治療を受けるために

正しく医療機関を受診することは、病気やけがを早く治すだけでなく、医療費の抑制や緊急患者の円滑な治療、医療従事者の負担軽減につながります。
上手に病気やけがと付き合えるように、医療機関受診の際のマナーとルールについて、ぜひ、ご一読ください。

  • 解説

まずは「かかりつけ医」へ

緊急やむを得ない場合を除き、大病院(ベッド数200床以上)で紹介状なく初診を受けた場合、「特別料金」が加算されます。
自宅や勤務先の近くにかかりつけの医療機関を持ち、まずは、その医療機関を受診しましょう。もしも大きな病気が疑われるようなときには、紹介状を書いてもらうことができます。紹介状をもって大病院を受診した場合、特別料金は加算されません。

診療時間内に受診しましょう

時間外、休日、深夜の受診には割増料金が加算されます。緊急やむを得ない場合を除き、診療時間内に受診するようにしましょう。

はしご受診はやめましょう

同じ病気で複数の医療機関を受診することはやめましょう。受診のたびに同じような検査、投薬がくり返されるので、医療費がかさむだけでなく、体にもよくありません。
ただし、他の医療機関の意見を聞きたい(セカンドオピニオン)ときは、医師に相談してみましょう。

ジェネリック医薬品を活用しましょう

先発医薬品よりも安いなどのメリットがあります。医師や薬剤師にジェネリック医薬品の利用について相談してみましょう。